雑記帳

もう駄目だと思った時の、最後の拠り所です。

お金と生活について

台風でいろいろ大変なところが多いようだ。

西日本に住む私としては、運転する車が強風にあおられるくらいの影響しか無かった。

目立った被害もなく、あるとすればそれは、JRの運休に伴い予定していた遠出が出来なかったことくらいだ。

 

そんなこともあり、空いた時間を使って収支の整理を行ってみた。

社会人になってからというもの、ただでさえ仕事において有り余るストレスを受けているのに、それに加えて日々の食費等のこまごました支出を管理するリソースなんて、物理的にも精神的にもどこにもない!という考えの下、欲望のままにコンビニやスーパーで欲しい物を籠へ放り込む生活を続けていた。

更に飲み会なんかがあれば、酔いとともに自我も金銭感覚もアルコールに溶けてゆき、気が付けば1日で何人もの福沢諭吉が財布から姿を消していたなんてことはザラだった。

そしてとうとうこの数か月で、メイン口座の残高が減少傾向へと転じてしまったのである。

そんな背景もあり、わりと切実な思いで収支の整理作業に耽っていた。

 

結論から言うと、経費が振り込まれる口座を含めてみれば全体では黒字を維持できていた。

メイン口座の残高が減っていたのは、ここ数か月出張がかさんでいたことによる影響が大きかったのだ。

ひとまず安心はしたものの、支出の内訳は悲惨なものである。

家賃、保険料、通信費の固定費は良いとして、食費、交際費がべらぼうに高い。

一般的な適正比率(食費や交際費は収入の何パーセントが適正?賢い予算の立て方 | Moneytree)と比較しても、食費はもっともっと抑えられていいはずだ。

交際費に至っては、飲み代だけで適正比率をゆうにオーバーしている。

目も当てられたものじゃない・・・。

今でこそ残業が多くなんとか貯蓄に回せているが、これからどんどん残業を減らしていくとなると、貯蓄に回せる額がどんどん・・・。

数字をはじいてみればみるほど危機感が募るばかりだ。

とにかく、飲み会は月1回まで、コンビニで買う朝食代はせめて300円以内に抑えよう。

会社の自販機も使う頻度を減らそう・・・。

ルールを課すたびに、情けない気分になっていくのだった。

 

お金を考えるということは、日々の生活について考えることだ。

なんの制約も設けていない今までの生活では、どこか呆けたような頭でぼーっと時間が過ぎていく感覚があった。

これからはそんな状態から抜け出す一つの手段として、収支の事を考える時間をもうけてみるというのも面白いかもしれないな、と感じた一日だった。